かつて大日本インキが出した「日本の伝統色カラーチップ」はとても楽しいものだった。
かわって今では、和色大辞典が登場した。→https://www.colordic.org/w
このページを繰っていると「大和心」が湧き上がってくるから不思議。自分が「藍色」と思い込んでいたものが、実際にカラーチップを当たってみると「藍色」系の種類が豊富で、「紺碧」から「青藍(せいらん)」まで見分けがつかないほどのチップが並んでいる。実際の藍工房ではそれほどに微妙な色の違いが使い分けられてきた。その積み重なりから色の呼称が増えたのだろう。あなたは、これが「ジャパンブルー」と言い当てられるかな?