‘‘NOBODY‘' つまり誰でもないと呼ばれる主人公が活躍する出色のバイオレンス映画。「誰でもない人物」の意味は物語中に明かされてゆく。
主人公は普通のオヤジだが.手負いのキズをものともせず、立ち向かう。特にバス車中のシーンは忘れられない出来だ。人間の本能的な部分に触れる恐怖と血の匀い。僕はこの映画を3度も見返した。主演のボブ・オデンカークはプロデューサーも務めた。自身本業はコメディアンだ。ビートたけしと共鳴しているのかもしれない。
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