リンやカリウムなど必須の化学肥料が、主要生産国であるロシアから入らなくなり、全世界の農家が困っている。また肥料、飼料が高騰しコスト増で苦しんでいる。経済規模の弱い国ほど深刻だろう。
日本のJAなどは国内需要に対し安定供給に図っているようだが、大規模農業法人ほど厳しいようだ。
ここで疑問が湧くが、我が国の食料自給率はそんなに低いのだろうか。
調べてみると、小麦、大豆、牛乳、肉、果実などを除けば、金額ベースでは自給率7割を超える(2022年度農水省発表)。決して困るとも言えないではないか。
まあそれでも危機が来る前に、各家庭で家庭菜園を始めて備えよう。