12年前の震災直後、海外で広く駆け巡った記事からの抜粋です。伝えてくださった方はハンドルネーム”Smile Lab”さんです。
「日本人から学ぶ10の事」
1.悲痛に胸を打つ姿や、悲嘆に取り乱す姿など見当たらない。悲しみそのものが気高い。
2.水や食料の配給を整然と待つ人々。そこには声を荒げる人、粗野な行動をとる人はいない。
3.驚くべき建築家たち。ビルは揺れたが、崩れなかった。
4.人々は全員の手に渡るようにと、それぞれが自分に必要なものだけ買った。
5.店舗では略奪が起こらない。路上では無謀な車の追い越しもクラクションを鳴らす車もない。思慮分別のみがある。
6.原子炉に海水を注入するべく、50人の作業員が原発に留まった。彼らにこの恩をどう返せばいいのだろうか。
7.レストランは値下げし、警備のされてないATMに手を出す者もいない。強い立場の者は、弱い立場の者を気遣っていた。
8.老人も子供も、すべての人が何をすべきか知っていた。そして彼らは、淡々とすべきことをした。
9.崇高な節度を保つ速報。メディアは見事な自制を見せた。愚かな記者やキャスターなどいない。平静なルポのみがある。
10.停電になったとき、レジに並んでいた人々は、品物を棚に戻して静かに店を出た。
ここに生かされていることに感謝。日本人に生まれて本当に良かった。