「伝統的価値の尊重、美的価値への注目、宗教性への回帰、この3つの力が働いているからこそ、日本人の精神は安定しているのであり、それが社会、政治、経済の基礎にあるからこそ、私たちは、日本人として世界で生きていけるのです」
以上、田中英道先生の言葉。ーRakuten Infoseek Newsよりー
先生は古代史の分野でも大胆な説を提示し、話題を呼んだ。師の所属する「日本国史学会」と「史学会」(日本で最も権威があるとされる団体)とは大きく歴史認識が違い、長年対立してきた。その国家観はまるで違い、相容れない見解は戦後史観の違いからきている。戦後の「自虐史観」という言葉もここで生まれた。このことは国史学会HP冒頭の数行(下段)に凝縮されている。勝手に言い換えるならば、「国史」を研究する唯一の「国士」団体だ。

田中英道の”New History Chanel”より
終戦直後、日本の歴史学界には、占領下の中で、民主主義の名のもとに、マルクス主義経済史観が非常な勢いで入りこんできました。日本の歴史学はその中で形成されたといっていいでしょう(続く)。ー太字は日本国史学会HPよりー
GHQによる公職者追放施策(1948年)もここで学んだ。”国士”による”国史”をもっと学ぶ時が来ている。