大宇陀町の歴史は8代将軍吉宗の時代から大きく羽ばたく。
当時、大宇陀村の森野薬園は高価な中国製漢方薬草を、我が国で唯一栽培することに成功。吉宗公の漢方薬の国産化に貢献した。なかでも「葛根湯」など、葛を原料として作られる。その製薬の原料となる純度の高い「本葛」を栽培するのはこの1社だけになっている。
因みに、ロート製薬も大宇陀が発祥の地。製薬・創薬の血がこの町に今も受け継がれている。

葛の原木

唯一の吉野本葛「みゆき(商品名)」
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