バイクの道

前号の「テーマは道」で思い出す。２年前まではバイクに跨り、3人でよく出かけた。なにをしても「道」を探し訪ねるのが好きなのだろう。この仲間たちも。目の前に広がる新たな道を見つける喜び。その刹那の喜びのために、寒さに耐えながらバイクを駆っていた。

残念ながら、この春バイクは降りた。メンバーの一人が癌で逝ってしまったから。これからは道を探すのでなく、冥福を祈り続けるだけだ。

ADIVA AD200、ドカティ・スクランブラー、カワサキZ1400