平日というのに神戸市立博物館入り口から大行列。みんなのお目当てはこれ⇓(下写真)
この日も「夜のカフェテラス」に出会うためには美術館の専用拝観レーンに並ばねばならない。ラッキーなことに約30分で前に立つことができた。
同作品の目前に立てば、立派な評論家の解説を聞かずとも伝わってくるものがある。同作品はゴッホの全盛期で、彼の気分も前向き。カフェの照明も星空もまばゆく弾けている。夜の描写に活路を見出したゴッホは描きながら笑っているようだ。しかし、この後彼は精神崩壊してゆく。

現在もアルルの地にはゴッホの描いたカフェがあるそうで、店内を黄色に塗り替えている。確かめてみたいものだ。