「道」いろいろ

23歳だったあの頃、進むべき道がありすぎて迷っていた。贅沢な話だ。進む道に迷った時、きまってカメラを持って旅に出た。潮風にさらされ、ずぶ濡れになったカメラをアルコールで拭きながら、ひたすら歩いたあの道。

いまこうして、撮りだめた風景を眺める。旅の記録はほとんど「道」ばかり。まるで迷路に迷い込んだような写真ばかり。恵まれた自分に気付きもせず、駄々をこねていた自分に行き当たる。

ここに並ぶ写真はほとんどが冬の山陰地方。日の当たらぬ山陰が、特に好きだった。

京丹後町

能登

出雲

伊根町

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