アーマッド・ジャマルの曲(1956年)
ジャズの名曲として数々の名プレイヤーが歌い、演奏している曲。最も好きな演奏はジョン・コルトレーン(Ts)のアルバム「バラード」に納められている。テナーの歌声聴いてタイトルを見れば直ぐに感じる。(あー、失恋の曲だなあ)。
"It's Easy To Remember" 「君を思い出すのは簡単」
この言葉のニュアンスはお分かりいただけるでしょうか。そして次の句を読めば完璧。
"But so hard to forget" 「でも忘れることなんてできない」
この曲の他のカヴァーは聴いた覚えがない。コルトレーンの名演奏が骨の髄まで染み込んで、「忘れることなんてできない」ほどゾッコンなのです。