初稿ゲラ刷り

自作の小説が来春出版される予定。その初稿ゲラが「幻冬舎」から手元に届いた。憧れの出版社なので最高は気分。

この数か月、担当の編集者と原稿を何度かメールで投げ合いする中で、いつの間にか恋愛小説になってしまった。本来は「写真館の将来像を示そう」と意気込んで書き始めたのだが、編集者の要望に応える形で加筆していく。これを何度か繰り返していくと、読者目線のストーリーに生まれ変わる。担当編集者は27歳の女性。孫にも近い年齢の若者に読まれることを想定していなかったが、彼女の使命は売れる本を出すこと。この執念を見せつけられた。沢山の指摘がメールで飛んできたわけだ。私にとって非常に勉強になったことは間違いない。

暗雲に包まれる11月6日早朝の月

出版業界、そして全国46.000件の書店はデジタル化、ネット通販の拡大によって苦しめられている。出版不況の極にあって、幻冬舎は孤軍奮闘している。本はぜひ書店で買ってください。

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