日本における曹洞宗はご存じの通り、鎌倉初期道元によってもたらされたが、そもそも彼は京都の氏族の出身。天台宗のエリートの家系であった。
「臨済将軍曹洞士民」といわれるように、臨済宗が時の中央の武家政権に支持され、政治・文化の場面で重んじられたのに対し、曹洞宗は地方武家、豪族、下級武士、一般民衆に広まった。第四祖瑩山の時代に男女平等・女人救済の思想を教義としたため武家の女性が曹洞宗の信者となった。(WIKIより抜粋)
臨済宗、曹洞宗、いずれでもよい。自己研鑽に励む小乗仏教の範疇だから。このように多宗派になってしまったのも、その時々の政権が援助したり弾圧したからだろう。宗教は自分が傲慢の仮面を被らないための重要な教えであることを僕は忘れないようにしよう。