昨年末、菅首相が会見で「2050年にはすべての車をEV化する。カーボンニュートラルに賛同する」趣旨の発表を行った。これが首相の人気ガタ落ちの原因。
日本の発電量の77%が火力、23%が原子力。同様にフランスは火力が11%、原子力が89%。そしてドイツです。53%が火力、47%が原子力。そもそも我が国で走る400万台の車が、すべてEVになった場合、夜間にとてつもない電力量が必要だ。原子力発電量の多いヨーロッパ各国は、日本の競争力の源泉である自動車産業を壊滅させようとEV化を「カーボンニュートラル」といったきれいごとで飾っているだけ。「騙されるな」と章男会長は自身の会見で発表した。これはトランプ大統領も同じ考え。
世界中で既成事実が壊れるパラダイムシフトが、すごいスピードで進行中。世界を席巻しようとする権謀術策に巻き込まれないこと。みんなしっかり日本丸から振り落とされないよう、気を付けよう。