阿部浩之会長の写真コラム

絶対矛盾的自己同一

私の母校は日本写真映像専門学校(現学校長: 濵口 栄)。ここで角田蒼児先生(創設者)の美学・芸術学講義を受けた。毎回楽しみにしていたが、講義は恐怖でもあった。先生はいつも鬼気迫る形相で遺言のつもりなの ...

ジュゼッペ・トルナトーレ監督

写真はWikipediaより転載しました 僕のイタリア熱は、彼によって植え付けられた。愛すべき作品「ニュー・シネマ・パラダイス」(原題Nuovo Cinema Paradiso、1989年)。アカデミ ...

Are you happy?

世の中に一体何を生み出しましたか? 何を世間に送り出しましたか? それは世間にとって必要なものでしたか? 自分にとってそれは欲しいものだったのですか? 強く願っていたものでしたか? 自分のハッピーに結 ...

レイモンド・カーヴァー傑作選

レイモンドカーヴァー ご紹介するのは「Carver's Dozen」(レイモンド・カーヴァー傑作選)村上春樹編訳。 レイモンド・カーヴァーは1913年アーカンソー州生まれ。ちょうど翌年には第一次世界大 ...

世界の扉

住家の扉にはいろいろな表情がある。特にヨーロッパは各国によってさまざまなアピールがある。住民の心意気を表現していて楽しませてくれる。 アルベロベッロにて   チェコのチェスキークロムロフで ...

オヤジと息子の卒業式

結婚式とはいったい何だろう。何のために挙げるのだろう。 ここに、ひとつの答えを見つけた。 ある披露宴で交わされた〈親子ふたり〉の交歓の儀式である。 以下新郎(司会者が代読)が読み上げた「両親への手紙」 ...

心斎橋LOVE

田舎に暮らすとあまり歩かないが、大阪市内での移動手段はもっぱら歩き。いつの間にか歩数計は16000歩を超えている。コロナウィルスのおかげで我が物顔で歩く某国人もいない。心斎橋大丸は売上激減で困るだろう ...

日本のトップリーダー・吉田昌郎所長の物語

いま映画「FUKUSHIMA50」が封切られている。 原作は門田隆将「死の淵を見た男: 吉田昌郎と福島第一原発の500日」 真実を極めるための圧倒的な取材力、作者の思いの強さに打たれる。 あの日から始 ...

書籍紹介・日本を元気にする古事記の「こころ」

著者は小野善一郎氏(青林社刊) 実に分かりやすく古事記を翻訳してくれている。 私はこの著作と同時期に、田中英道氏のご著書「ユダヤ人の埴輪があった」を連動させて読んだ。 本書の前書き部分の冒頭だけを紹介 ...

サックスの世界はどこまでも深い

サックスの世界を少しご紹介します。 私の恩師、英夫先生のテナーサックスを見てみてください↓ ビンテージ・テナーサックス 管体が標準より細く、実に繊細な音がします。当然音程のコントロールは難しくなります ...

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