阿部浩之会長の写真コラム

観天望気

きょうも 東の空を眺めて祈る きょう一日の平安を 思考を止めてただ見上げる 祝福の一日の始まりを 7.3の朝空 まだまだ落ち着かない空模様。どうかこれ以上豪雨の被害が出ませんように。

ラブロフの一言

ロシアの特別軍事作戦は、おそらく失敗が確定したのだろう。しかしウクライナによるクリミア奪還作戦は「うまくいってない」という報道から、「全拠点突破成功」というニュースまでが飛び交い、真偽のほどはわからな ...

久々の青空

暑夏がやってきた むせかえる雑草の匂い 虫の鳴き声 道は渇き いのちも渇く 7.2 吉野川河川敷

宮部みゆき作品

著作のご紹介です。これで二度目の登場です。なぜならこの本の巻頭言を佐藤誠一郎氏(編集者)が書いているからである。通常は編集者というのは作家の影武者になりきる場合が多いのに、佐藤氏はなかなかの入れ込みよ ...

「あなたの小説にはたくらみがない」

新潮社を代表する名編集者佐藤誠一郎氏の著作本紹介です。 この本のタイトルを一瞥しただけで、惚れこんでしまった。それほどに編集者のプロ意識がふんだんに散りばめられ、思わず唸ってしまう。 およそ著作物には ...

NYグッゲンハイム美術館

ニューヨークに出かけたのは1980年代。あの頃は世界一の憧れ都市だった。いまはどうだろう。 LGBT関係法のひずみが社会をゆがめ、ポリティカル・コレクトネスが崇高な歴史を破壊しつつある。アジア人を見つ ...

冬の石見へ

あてどなく 彷徨い 何足も履きつぶした単独行 カメラも壊れ でもそれでよかった いま思う 以下いずれも1976年の撮影 季節はずれの一句でした。蒸し暑いこの梅雨はいつ明けるのだろう。

画像加工秋編

"Instagram"を眺めていると、やたら彩度や色調を強調した写真があふれている。それは時代とともに画像生成がが進化したからだろう。最近では"Photoshop"などにも"AI"が搭載されてきており ...

冬の山陰本線にて

これはどこの駅で撮ったのだろうか。ブリザードにさらされた列車の顔つきに驚いたことから、列車対向待ちの隙に降りてカメラを向けた。 この地方は日本海からの強い風を受けて、雪は積もるのではなく凍りつく。道路 ...

丹後独り歩き

50年前のストックフィルムから、まだまだ「丹後」が溢れ出てくる。他人様には理解不能だが、いまだにこの写真には思い入れがある。それはここが自らにとっての分岐点だったからだ。 ここに立った当時、己の内面的 ...

© 2024 阿部写真館 徳島本店,大阪本町靭公園前店,茨城プレイアトレ土浦店