迷うことなく"コンタックスG-2"。性能的には今のカメラと比べ物にならないほど動作が遅く、その意味ではオススメできないが、(写真している)という実感を提供してくれる。これほど作り込まれた金属の塊を感じさせるカメラはもう見つからない。僕にとっておもちゃに近いファッション・アイテムになっている。
京セラがドイツのカールツアイスのカメラ部門"CONTAX"とライセンス契約を結びスタートしたのが1975年。当時あった”ヤシカ・カメラ”が母体となり開発された。この高級カメラメーカーは一挙に駆け上がり、2005年にあっさり消滅した。