初めてマイ・デスクに鎮座したのはRIKOHのワードプロセッサー。当時の価格は忘れていない。ドットインパクト・プリンター込みで125万円也。5inchフロッピー・ディスクが懐かしい。
販売店担当者から「あなたは本当に使いこなせるのですか?」
そう言われた。
次にCASIOのハンドヘルドPC。買い込んだはいいがDOSの使い方は分からず、建築家の友人に奪われた。それではとNEC9800シリーズに手を伸ばす。ようやく表計算を動かせるようになってきた。何台かのDOS機を経て、その後”Macintosh”に移行した。iMac タンジェリンカラー”(1998年発売)に惚れ込んで使い倒す。"Windows"が登場し画像編集ソフト”コーレルドロー”も発売され、写真処理研究にいそしんだ。
Mac遍歴は話せば長くなるので割愛しておくが、この間30年の長きにわたってゲーム・オタクのような生活。いま立ち止まってみると、IT化に騙されていたことに気付く。
今さらだが、(フィルム・カメラの時代に戻りたい)。それがホンネです。