「瀬戸内寂聴と 田中 慎 弥の対談」

集英社刊「共喰い」(2013)のあとがき対談「書き つづけ、 読みつが れる ため に」に寂聴さんの本音が語られていたのでここに抜粋紹介します。

田中)   小説 を 書く ため に、 です か。 人 として いろいろ あっ て その 結果 出家、 という こと では なく?

(瀬戸内)   全部 小説 を 書く ため な ん です よ(わたしが出家したのは)

太字部分抜粋---田中慎弥. 共喰い (集英社文庫) (p.142). 株式会社 集英社. Kindle 版.

写真は雑誌「ハルメク」より転載いたしました

先日亡くなられたばかりの寂聴さんの生の声を発見して興奮した。改めて偉大な作家だったんだと。

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