この書籍はだいぶ手垢がついているが、自分にとっては最高の「写真指南の書」となった。座右の書ということだ。写真を始めたあの頃の熱量はどこへ行ってしまったのか、今は懐かしむだけだが。

出版は「築地書館」1974年
彼の生涯の仕事ぶりを思うと、写真家というより命を張った勝負師に近かった。この著書で語られたなかで最も好きな一文がある(以下太字)。
発想があいまいなままにシャッターを切った場合は、写真ができてから、画題のつけようがなくて困るもんだ。
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