ダボス会議はそもそもグローバリストの集まりであるが、なんとキッシンジャー(99歳)がオンライン参加した。彼の演説では今までウクライナの扱いを「中立化、NATO非加盟」との立場であったが、現状のすさまじさを鑑みて立場を変えた。「戦争を終わらせねばならない」そう訴えた。彼はジョージ・ソロスと並ぶグローバリズムの司令塔的な人。彼の言葉の影響は大きい。
ところでダボス会議でのスローガン提案に驚く↓
「2030年へようこそ。私たちは何も持たず、プライバシーもなく生活はかつてないほど豊かになった」(訳:及川幸久氏)
これは常識を疑う。自分たちこそ近未来を描くことができるのだと。傲慢だ。受け取り方によっては、「みんな(日本の)縄文時代に戻ろう」。そんな風に聞こえる。ダボス参加メンバーたちは「新共産主義者」と保守派からは非難されている。「人口は多すぎるから減らされなければならない」などと平気で主張する人たちには気を付けよう。