名古屋駅から地下街を通り抜け10分ほど歩くと、この運河に辿り着く。かつて学生であったころ、ここには格別の思い出がある。当時はもっと汚れた川で、どちらかと言えば悲しみと不安の時代だった。
大阪ミナミの道頓堀川と立地も印象も似ている。「道頓堀川」を舞台に名作を描いた宮本 輝氏の向こうを張って、「納谷橋」を舞台に自作小説を書きたいと思ったこともあるが、「名古屋を舞台にする物語は売れない」というジンクスがあるらしい。
いや?そうではない。自分の実力が足りていない。
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