情理を尽くす

人間社会は日々感情エネルギーのぶつかり合いとも言えるでしょうか。私はいまだに世の中の「不情理」を味わっております。不思議に思っていた下の単語。

「条理」と「情理」はどう違うの?

そのどちらもニュアンスが近いのですが、ちょっと調べてみました。

「条理」は明治に民事裁判心得として布告・制定されている。確たる定義もないのに、互いに暗黙の了解を許しているこの単語。

サットサン(集団で行う座禅修行形態)

「情理」は〈情と道理〉の意味を含む。そして重要な意味がもう一つ〈ことのみちすじ〉を示します。先の「条理」と意味がかぶってきます。

同義語は探せばいくらでも出てきます。例えば「考える」の語句も、〈思案〉〈熟考〉〈検討〉〈熟慮〉〈思慮〉〈黙考〉と、どんどん派生していきます。

東祖谷の山々

私はアマチュアレベルですが、文筆作業を楽しんで続けております。一行書くだけで、記述上、言葉の持つ本来の意味を調べなおす必要があります。なかなか手間がかかりますが。

私は数年前に写真館という小さな会社をリタイアし、息子に事業継承しました。その「継承」も法律上は「承継」という単語が使われます。どっちが正しいの?

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