WEB写真展No.14「記憶のない風景」

ここは伊根町だろう。というのは、日本海側を歩き通した50年前のことで記憶がない。いまは観光地化して「舟屋」の見学者が後を絶たない。

そして下の写真。これも記憶がない。このカット前後の写真から推察すると、丹後の海沿いを歩いた時のものだ。

ではなぜシャッターを押したのか、本人にその動機があれば覚えているはずなのだが。

自分自身の意識も撮影動機も、これまた森羅万象。歳月とともに諸行無常の海に溶け込んでいく。

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