2019年のこと。トランプ大統領と安倍首相との間でトウモロコシの輸入契約について話し合った。当時アメリカは自国による対中国規制から、売り先に困った250万トンを、日本側に購入打診してきたわけだ。これが遺伝子組み換えトウモロコシの押し売りであったと指摘されている。(民間調査機関が問い合わせたが、メーカーからの回答は一社を除きないようだ)
米国との購入契約に合わせて日本政府は酒税法を改正し、酒類別優遇税制を設定した。その結果、発泡酒軽減税率(麦芽比率50%以下の場合)の適用を受けた第二のビールが誕生する。
ビール製造に使われる副原料として、なくてはならないのがコーンスターチ(トウモロコシをすりつぶしてでんぷん質を取り出したもの)。政府による輸入・消費促進策と第2のビール発売は時期がぴったり符合する。ただし、政府によれば、遺伝子組み換えトウモロコシは飼料用が6割ということだ。
では残りは誰の口に?
牛や豚に食べさせるだけだから安心といえない。食物連鎖を無視できない。
この問題をChatGPTに聞いてみたところ、以下の返答があった(太字部分)。
私の知識は2021年9月までのものですので、最新の情報を提供することはできません。ただし、私の知識に基づいてお答えすると、遺伝子組み換え(遺伝子組み換え技術を使用して作られた生物)のとうもろこしは、世界的に一般的な材料として使用されています。遺伝子組み換え作物は、農作物の生産性を向上させたり、病害虫に対する抵抗性を持たせたりするために開発されています。
日本では、遺伝子組み換え食品に対する規制が比較的厳しく、国内での遺伝子組み換え作物の栽培は限定的です。ただし、日本で販売されている一部の製品には、遺伝子組み換え作物が使用されている可能性があります。したがって、日本製のビールにおいても、一部の製品に遺伝子組み換えとうもろこしが使用されている可能性はあるかもしれません。
具体的な製品やブランドについては、最新の情報を入手する必要があります。食品や飲料の製品に関する情報は、製品のラベルやメーカーの公式発表などを参考にすると良いでしょう。
さて、麦芽100%ビールの酒税は1本あたり77円。さらに10%の消費税が加算される。いわゆる二重課税。これは明らかに憲法違反。節税したいならビールより税金の安い日本酒を飲もう。