昨日の早朝12/10.am.6:40。金星と三日月が寄り添って空を漂っている。この季節が好きだ。青空は澄み渡り風も止まる時間。この瞬間を一枚の写真で再現するには、それぞれの被写体の露出差が大きすぎるため、合成テクニックを使うしかないだろう。
以前、合成手法でこのコラムにアップしたものの少し後ろめたいので、きょうは「空」、「月」、「金星」を別カットで並べることにした。金星も月のように太陽の光を浴びて「下弦の金星」になっているのがお分かりいただけるだろうか。
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夜明け前am.6:40の空。月と金星のランデブーがお分かりいただけるだろうか。
![](https://abephoto.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/ABZ_4183-scaled.jpg)
月だけ望遠で拡大した。
![](https://abephoto.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/5a20444edee56f9c06f98b10905d37ba-scaled.jpg)
同時刻、金星を450mmの望遠で撮影。天体望遠鏡でなければ金星の複雑な表面は再現できない。