一般的に「ガルーダ」とくればインドネシア航空を連想する。カンボジアではヒンドゥーの神様「鳥人間」を指す。王を守る守護神だ。「頭がヴィシュヌ神で体が鳥」。
アンコールワット遺跡現場では、風化が激しく不鮮明だが数十体のガルーダが外壁に彫られている。ほとんどが地元で採れる砂岩に彫られているため、風化のスピードが速い。この国の国旗にも掲げられるご自慢の遺跡を修復するため、日本からいくつものチームが救援に行っている。頭が下がる思いだ。ぜひ出かけてほしい。
左は参考までにガルーダインドネシア航空のシンボルロゴです。鳥人間を連想できるかは疑問。
下は頭がヴィシュヌ神で体は鳥になったガルーダ。