歴史の上ではかつて「ジプシー(蔑称)」と呼ばれていたが、現在では「ロマ族(自称)」として定住生活を営む者が増えてきている。フラメンコからストリートパフォーマンスまで幅広く社会に影響をもたらした彼ら。クルド、ロヒンギャのように国家を持たない(いや、持てなかったというべきか)生き方は、現代人が忘れたもう一つの価値感を突きつけてくる。世界に散る彼らは1000万人を超える。一方、埼玉県川口市、蕨市のクルド紛争は、また別の側面を我々に突き付けてくる。
上の映像は、ハンガリーのレストランで撮影した一部です。このあと€20紙幣のチップを渡した。