ターキッシュ・エアーA737便は関空を離陸すると、中国をかすめてモンゴル・ウランバートルからカスピ海を目指す。さらにアゼルバイジャン上空を通り、イスタンブール空港に降りる。着陸時には黒海をかすめる。しかし今一番、国際関係上安全な航空会社はターキッシュをおいて他にない。西側、東側、中東などと等距離外交を標榜するエルドアン大統領だからこそできる技。
黒海の制空権はロシアが握っているというが、要衝ボルボラス海峡はトルコが封鎖している。ロシアの黒海艦隊はおかげで閉じ込められたまま。
このままウクライナ戦争を止めてしまえば、プーチンは失脚するだろう。トランプがプーチンの面子を立てて花道を用意するしかなさそうだ。