以下太字は「現代訳・正法眼蔵」(誠信書房 昭和43年版)より転載しました。これを読んで思わず唸った。こんな名文が散りばめられた本に出合ってしまった。
一切世界のすべてが自己のうちにあり、一切世界の事々物々が、みな「時」であることを学ぶべきである。「時」は「時」を邪魔しないのである。自己が発心すれば、一切世界も同時に発心し、自己と同じ心を持つ「時」が始まるのである。
(要約)われも世界もともに時間的存在であり、その両者を切り離して考えることはできない。
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