「商いの心得」

父は生前、我々を応援するために八か条の心得を巻物をしたためてくれていた。我々にとって家宝。その内容を読み直していると、隔世の感ありだ。

人の道を説いたこの心得は平成元年の書。父が76歳の時に、遺言のつもりでしたためたのだろう。息子である僕も今、その年齢に近づいている。

さて、何を語るべきか?

「そこには何もない。でも幸せな人生だった」と書いてみるか。それしか思いつかない。

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