発売されてから2年経つこの機種。前モデルXT-2(2016年発売)からFujiを使っているが、はっきり言ってこのⅡ型は使い物にならなかった。メモリーバッファも小さく、連写性能は最低だった。ただ一つ長所を掲げるとすれば、肌色再現の美しさ。それはⅤ型(XT-5)に着実に受け継がれ、進化してきた。操作性も格段に向上。手振れ補正も進化している。もう一つ短所を掲げるとすれば、ファインダーの描写性能。有機EL液晶というが、先に掲載した”NIKON Z-50Ⅱ”と比べると一目瞭然。XT-5はやはりスタジオで使うべきカメラだろうか。同社には、昨年発売以来爆発的ヒットしている”Fujifilm X-100Ⅵ”、”XT-50”があるだけに惜しい。