メテオラの巨岩

アテネからだとこの山深い山中のメテオラ修道院群まで車で4時間はかかる。車同士の対向もきびしい山岳地帯。この奇岩の上に修道院が幾つもある。修道士、修道女たちの厳しい隠遁生活。生活物資は下から索道で引き上げる。ここで暮らすだけで驚きの修業だろう。

メテオラ修道院群の成り立ちは、非常に独特で壮大な自然環境と、そこに宗教的な隠遁生活を求めた修道士たちの信仰心が結びついています。

自然の造形

まず、メテオラ(Μετέωρα)という名はギリシャ語で「中空に浮かぶ」「宙づり」を意味します。その名の通り、ギリシャ中部のテッサリア地方に位置し、巨大な砂岩の柱や岩山が林立する特異な景観を形成しています。これらの岩は、約6千万年前に形成された海底の堆積物が隆起し、長い年月をかけて風雨による浸食作用で削り出されたものです。ーー太字部分はGemini調べ

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