デジタル一眼時代の幕開けとして忘れもしない"Nikon D-1"。Appleの"Macintosh Gシリーズ"と同時に購入したのが1999年だった。あの時から狂ったようにデジタルの本流を邁進した。残念ながら当時の"D-1"自体を写真にしていない。当時このカメラが65万円で手に入ること自体革新的で、弊社が初めて導入したデジカメ(Leaf Digtal Bac)は500万円もした。しかしこれをカメラに取り付け起動するとファンが回り始め、とても機動的に写真は撮れたものではなかった。

写真はメーカー"Nikon"のHPから拝借した
D-1の思い出と言えば、カードへの転送が今と比べものにならないほど遅く、"Fire Wire"ケーブル経由でPCに転送しながら撮影した(テザリング撮影)。つまり外に持ち出して気軽に撮れるわけではなかった。それはこのあと発売される”CANON EOS-1”(2001年9月)まで待たねばならなかった。