トルコはNATOの問題児? そう皮肉られるが、ロシアとうまくやっていかねば自国が攻められる。トルコはかつて3大陸を支配した超大国「オスマン帝国(第一次世界大戦後に消滅)」。国民にはいまも大国としてのプライドがあるが、ロシアには敵わない。テッサロニキ(ギリシャ)でクルーズ船を降り、バスツアーでトルコ国境近くのローマ遺跡まで連れて行ってくれた。車中でドライバーはギリシャで働くトルコ人で「母国もロシア人移民をたくさん受け入れている。彼らはギリシャ人よりよく働く」と言っていたのが印象に残る。ギリシャの東はトルコ、北はブルガリアに接している。
トルコはNATOに加盟しながら自国の防空システムはロシア製という一見不可解な選択をしている。

2025.6月ターキッシュエアー機内

この2点の写真を掲げたのには訳がある。制空権を握るロシアに攻められぬよう、民間機はすべて黒海上空を飛ばない。にもかかわらず、トルコ機は堂々と飛ぶのだ。