優秀なカメラは観たままに撮れるか?
それが困るんだよね。
今夜の月も肉眼では少し雲がかかって月は滲んでいた。しかしカメラの映像は肉眼より解像度が高く、
スッキリ撮れてしまう(写真1)
自分のイメージに近づけるには、Photoshopで後処理作業するわけだ。
そしてもう一つ、肉眼で見ると月の眩しさを感じる。
その印象を表現するには露出を変え、明るめに撮る(写真2)。
結果、月の滲みや空気感は再現される。
ところで前回、別の記事で上弦の月と下弦の月はいつ入れ替わるのか?
この質問について昇り始めと沈む前の月を撮ってみた。
これでお分かりいただけるだろうか(写真3)
さらに5時間後、沈みかけて弦の角度が変化し、上弦の月になっている(写真4)
これは西に傾き始めた夜明け前6:00。下弦に傾いている。
こうして上弦から下弦に変化してゆくわけだ。
写真1
写真2
写真3(合成ワークで肉眼の印象に近づけてみたのがコレ)
写真4