ルノー・カングー

カングーとは長い付き合いだった。4台も乗り継いできた一番のパートナー。

Hiko Sagara 画

この車の DOHC エンジンサウンドは非常に好感が持てる。Max 6000回転というスペックに物足りなさは感じるが、性格上トルク重視だから仕方ない。ヨーロッパ車は長距離ドライブのための装備が充実しているのもいい。

もちろんパワーを競う世界とは無縁。ひたすら楽しむための道具。でもこれが意外と活発に走る。ローギヤードな設定は旧型と同じエンジンを使っており、車重の増加をカバーするためだ。街乗り重視だろうか。チョロキューみたいだが後席は全くの別世界。フルオープン感覚を味わえる。やはりラテン系の車には遊びの感覚が息づいている。

95000Km乗って手放したが、再び手に入れようと中古市場を探してみたところ、120~180万円もする。希少車は値段が落ちない。

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