宮沢賢治「永訣の朝」

けふのうちにとほくへいつてしまふ

わたくしのいもうとよ

ああとし子

死ぬといふいまごろになつて

わたくしをいつしやう

あかるくするために

こんなさつぱりした雪のひとわんを

おまへはわたくしにたのんだのだ

ありがたう

わたくしのけなげないもうとよ

わたくしもまつすぐにすすんでいくから

これを読むと目頭が熱くなる。そして日本語の美しさを守らねばと思うのです。

今年も一年、このコラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。

良い年をお迎えください。

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