今更聞けないことの何と多いことか。
この年齢になっても、この言葉を勘違いしていた。
「あまり丁寧すぎる挨拶は、かえって相手を見下してしまうこともある」
そんな意味なのだが、僕は「慇懃」の意を反対に捉えていた。まして書けない言葉は使えない。
「四文字熟語」は、なんでも<三文字短縮形>にしてしまう現代の風潮に押し流され、絶滅するかもしれない。
一方で、正しい日本語を使おうとする心がけは、今後ますます重要になってくる。
”ポケトーク”のようなリアル翻訳システムがスマホに搭載されると、あいまいさを残した日本語は一気に消滅してしまうかも。