<酸化グラフェン>はコロナウィルスの増殖を防ぐ。元となるグラファイト(鉱山から採掘される炭素元素鉱物)は酸化処理した材料を安価に製造でき、ヒトへの細胞毒性がないことも確認済み。「再現性も取れている」(速水教授)という。酸化グラフェンナノシートの分散溶液はポリエチレン製不織布などに混ぜ込める。速水教授は「産業界と連携して不織布を用いたマスクやエアコン用フィルターなどの製品化を検討している」と話し、研究論文は英国の科学雑誌に投稿予定という。(上記は昨年11月13日の日刊工業新聞からの抜粋。下の写真も)
問題はこれがファイザーなどのワクチンに含まれているから危険だという論拠。成分表を確認しただけだが酸化グラフェンは入っていない。
この話がワクチンに関する様々な陰謀論の元祖ではあるまいか。確かにマスクにも酸化グラフェンは使われている。しかし厚生労働省からは接種開始後の安全性評価がすでに出ている。つまり何かあったら国が責任を持つということ。厚労大臣も「デマを信じるな」という。
これがデマか真実かは自己責任で判断するしかない。判断基準は「どちらのリスクが重いか」
この論争の答えが出るのは、数十年後になるだろう。僕は生きていない。