撮影のコントラスト制御

NIKON は”アクティブDライティング”。CANONと SONYでは”HDR(High Dynamic Range)”と呼ぶ電子フィルターがカメラに搭載されている。これは高コントラストな被写体をプリント可能な1:64(光量差)程度に抑える技術。

例えば真夏の海岸で白いドレスを着た女性を撮る場合、カメラまかせでは顔は真っ黒、ドレスは白トビしてしまう。これをきれいな視覚的トーンに自動で収めてくれる。両極の露出をコントロールできればストロボなしで顔も明るく、海の青もきれいに再現できる。

太陽を画面に写し込んでもHDRのおかげで顔は明るく写る。カメラはSONYサイバーショットRX-100。HDRは最大値でかけている。

開発当初のキャノンは使い物にならなかったが、ソニーはいま究極の完成度だ。

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