NIKON Z-50を買ってみたら

ニコンの本気をまざまざと感じさせてくれるこのカメラ。手のひらに乗る大きさ。上着のポケットにすっぽり入ってしまう。デジカメの進化もこの辺りだなあ、などとタカをくくっていたが・・・

上の写真のLEDランプの再現性は一世代前の50万円クラスのカメラでは追いつけないほどの滑らかさと輝き表現。それでいて逆光にもかかわらず壁面のトーン、質感を失っていない。色温度もキッチリ合わせてくる。下の写真の撮影感度はISO50,000。これらのカットはスモールサイズのJPEG.これをRAWで展開したらさらにシャープでミルキートンを味わっていただけること間違いなしです。今まで数えきれないカメラを手にし、まずはパッケージを開け、同じ対象物を繰り返し試し撮りをしてきたからこそ分かるこのカメラの凄さ。画素数競争に明け暮れてきたメーカー。それに踊らされてきたユーザー。それらを戒めてくれそうな写りです。今まで映してきた恐らく100万枚以上の写真をこのカメラで写し直したい。

 

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