かつてはバイク小説、いまはモトブログ

憧れたオートバイ小説家、片岡義男。彼は日系三世。写真家としても実績を残している。だからこそのあの名文が生まれたのか。少し紹介しよう。

⬛️片岡義男著「彼のオートバイ、彼女の島」より引用      出版は角川書店 1977年

カワサキのオートバイにまたがって、ぼくは、にぎりめしを食べていた。
サイド・スタンドが雑草をまきこみ、土の中にすこしめりこんでいた。
かたむいたオートバイのシートに腰をのせ、重いブーツをはいた左足を地面につき、右足は、ステップに軽く置いていた。
高原の涼しい風が、いろんな方向から吹きぬけた。
遠く浅間山あさまやまのうしろに、入道雲がそびえはじめていた。空は、まっ青だ。

.........................................................................................................................

現代ではこの手の小説は影を潜めて入る。どっこいそうでもなかった。"YouTube"上では女性ライダー達のモトブロが盛り上がっている。元気を取り戻したのバイクメーカーである。各メーカーから幻の復刻版の新型車ラッシュ。僕も物色している。人気ブロガーを以下に紹介します。

https://www.youtube.com/channel/UC-xyiQg7nnmiybnigfTuakQ

https://www.youtube.com/channel/UCw6gNpp35E4QJChCxHR4RWw

https://www.youtube.com/channel/UCnsEk2b8tTJNbLFuS3QHu9A

https://www.youtube.com/channel/UCd2YK_4uUJKYLx-nupgY7JA

https://www.youtube.com/user/techkika

 

© 2024 阿部写真館 徳島本店,大阪本町靭公園前店,茨城プレイアトレ土浦店