何者でもない自分

禅で語られる「なにもないそれ」

これは目に映る景色、頭に浮かぶ思考の数々、他人の存在、これら全てが実は虚構である。

これを「いっさいは空」と断じている。

でもここに自分がいるではないか。

だから今この瞬間だけに生きよ。そう教えてくれるキーワードなのだろう。

自分の胸に落とし込んでみる。しかし堂々巡りで答えは見出せない。

結局、「なにものでもないわたし」と理解することで落ち着いている。

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