佐藤光夫さん

写真が変色してしまったが、その風合いは失われていない。風景に溶け込んだ壺の質感を下の写真から感じていただけるだろうか。

ここは「繭窯」(まゆがま)。

陶芸家 佐藤光夫さんが生涯を賭けて生み出した作品があちらこちらに。

現在は御子息の光春さんと母上が守り続けている。この風景も作品の一つになっている。

「焼き物は僕が死んでも1万年残る。だから手を抜けない」

そう語っていた光夫さんが懐かしい。

© 2025 阿部写真館 公式:1936年創業の花と光に包まれたフォトスタジオ