7/12のこと、「ニコンは今後一眼カメラの研究開発をしない」との一部報道は誤りであると自社ホームページに公表した。
同社の発表を読み返すと、「デジタル一眼レフカメラの生産、販売、サポートは継続しており、ご愛用のお客様には引き続きご安心してご利用頂ければと思います」そう公表している。
つまりこう読み取れる。「今後開発はしない」と言下で宣言しているのだ。半世紀以上に渡り光学カメラを開発製造してきた同社。お疲れ様と申し上げる。一眼レフ高級機の部品点数は1千点を超えると聞く。ニコンが得意とした半導体露光装置となると10万点の部品から構成される。
いずれにしても光学機器は製造技術分野の頂点にある。海外からは"NIKON"のことを"ナイコン!Best Camera"といわれて親しまれてきた。今後はミラーレス一眼に集中していくようだが、”SONY”、”Panasonic”などライバルとなる電気メーカーがひしめいている。余計なことだが、早く中国製造から国内製造に戻すべき。そう思うが。