ルノー”キャプチャー"、"ルーテシア"、"アルカナ"のHVは国産HVと考え方がまったく違う。ルノーはHVと言えども早く走るのが楽しい。時速70km辺りから真価を発揮する。エンジン音、足回り、制動力、車内騒音に至るまで、全てがドライバーに対して「もっと早く走れ!」と促してくる。フランス車の真骨頂だ。ただ一つ、元祖トヨタのHVにかなわない点は、トヨタ車が”C.V.T.”とのマッチングを極限まで高めている点。一方、荒削りなルノーの”ドグ・ミッション(※)”はじゃじゃ馬っぽさを残している。居住性をとるか走りをとるか。答えはひとつじゃない。
(※)ドグミッション(Dog Mission)は、シンクロメッシュ機構を持たず、「ドグクラッチ」と呼ばれる凹凸の噛み合わせでギアを切り替える競技用・高性能マニュアルトランスミッションです。最大の特徴は、摩擦に頼らずダイレクトに噛み合うため、非常に素早い変速が可能で高強度な点です(Geminiより)。
