ここはスペインバスク地方のビルバオ。グッゲンハイムは1997年に開館した。美術館本体建屋はあまりの巨大さに圧倒される。全体をチタンパネルで覆う奇抜さは贅を尽くした証。運営するのは、ソロモン・R・グッゲンハイム財団。ここ以外にニューヨーク、ベネチュアの同館は有名だが、現在アラブ首長国連邦アブダビにも建築中(2026年開館予定)。一人の富豪による現代美術趣味から始まった再開発の試みは中東・アジアへと広がってゆく。世界平和があってこそ成り立つ同財団の取り組みに拍手しかない。

美術館前の広場に奇抜な巨大クモが
実は日本でもこの巨大蜘蛛作品を見ることができる。場所は東京の六本木ヒルズ(森タワー 66プラザ)。高さ数メートルのお腹の部分には大理石で作られたたくさんの卵が抱えられているなど、忠実に作られた作品。