「正法眼蔵」(しょうぼうげんぞう)

世の荒み切った鎌倉時代に曹洞宗を開いた「禅」の先人・道元。彼は弟子たちを救うため、この書を執筆した。これこそ日本仏教の最高峰思想書・聖典ではないだろうか。弟子にあたる親鸞を突き動かした聖典でもある。

いざその翻訳本を手に入れたはいいが、こうして読み始めるのに10年かかった。そして未だ全体の1/10を読み進めた程度。毎日道元の一句を読みこなすのがやっと。原文・翻訳・そして要約。この3点セットで一項目。だからなかなか読み進めない。ここで原文をご紹介してもちんぷんかんぷんなので、要約の一項をご紹介する。(以下太字)

普遍者としての体験は無我の体験である。そこではすべての個的要素が問題でなくなる。しかし同時にそれは、生きるという個的体験によってしか実現されないのである。(著者・要約は禅文化学院編)

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