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「歩く」
古武道の教える歩き方は、頭の上下を禁じる。膝を軽く曲げ頭部と丹田を揺らさずに進む。端から見ていると不格好きわまりないが。だから袴姿が似合うのだろう。 ところで歩く行為は脳を活性化させる。そして二宮金次 ...
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「遺訓」
那覇市首里の丘の上にある「崎山公園」からの眺望 撮影:白仁 昇氏 安倍前首相の「遺訓」 <迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか。そういっ ...
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近藤孝二氏遺作 -3-
「苦しみの果てに」 画伯は僕の師であり、友人として20数年、共に語り合った。中でも一番のテーマは「時間と存在」。あまりに広範なテーマであり、いつも深夜まで言葉を使って格闘した。 彼の立場は洋画家イコー ...
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「ちいおり」
Mr.Alex Kerrは英国人。「美しき日本の残像」の著者(朝日新聞出版文庫)。自身は京都在住だが、祖谷の山里にある茅葺き民家を復興再生し、日本の伝統美を再発掘した。 彼は日本人よりも日本の良さを理 ...
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合唱団"Ensemble Des Sonorites"
コンサートホールで 「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」 これは幸若舞の『敦盛』で、熊谷直実(くまがいなおざね)が平敦盛を手討にするシーンを描い ...
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御殿場へ行こう
御殿場富士 富士スバルラインをドライブ ようやく御殿場のホテルに着く かすかに富士山の峰が夜空に浮かんでいる 露天風呂に静かに浸かっていると ほのかなオレンジ色の発光体が原生林に浮かぶ まるで花火のよ ...
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無明Ⅱ
満ち足りてなお 「俺様」という傲慢で手ごわい奴 こころの闇が現れる これはいけない 急いで思考停止ボタンを押す なんとか収まる ここでひるまず思考を再起動 他者への思いを書き綴ってみる 感謝の心を充填 ...
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夕立ち
つるぎ町に向かう途中、強烈な夕立が迫っていた。急いで車を停め、橋の中央まで走った。 豊かな吉野川の流水量。吹き付ける湿った夏の終わりの空気がカメラも濡らす。この後凄まじい夕立がここを通り過ぎた。
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自宅で看取りを
以下、白仁 昇氏から届いた問題提起のメールを一部引用しました。氏は(社)沖縄離島応援団理事でいらっしゃいます。詳しくはこちら⇒http://orod.jp/?men=6&cat=13 コロナ ...
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秋田の空はどこまでも
秋田を南北に貫く国道はよく整備されて、湘南海岸をドライブするよりドラマチック。しかし人はいない。これではなかなか国土を守れない。もっと日本を旅しよう。隅々まで味わおう。 田沢湖 秋田市 政治家の口から ...