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映画『俺たちに明日はない』
原題は「ボニー&クライド」。1967年の作品。ラストのバイオレンスシーンを観ると惨たらしい。二人が被弾した弾丸が87発。そこまで見尽くされていることに唖然。それほどまでにアメリカ社会、そしてハリウッド ...
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子育ては「すべてを受け入れる」こと?
おやおやじゅくへようこそ (ポプラ社の絵本) 作:浜田桂子 この名作に恵まれた子供たちは幸せだ。この絵本を読んで気付かされたことを整理してみた。 子供の目線に降りて叱る ただ受け入れるではダメ 受け流 ...
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映画「テルマ&ルイーズ」
この映画は1991年公開。1970年代に青春時代を過ごした私は、時間が余ると独りぶらりと映画館を訪ねる。久々に「アメリカン・ニューシネマ」の再来と感じた。南部アーカンソーからメキシコまでの逃避行。 男 ...
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座禅の実際 Vol.2
得もいわれぬ〈浮遊感〉。私の年齢になると、これを経験してみたくて座禅に挑戦する。 冬の島根 その〈浮遊感〉を少しだけ体感してみると、しばらくぶりに思い出したのか、自分の脳みそが素敵な傍観者になっていた ...
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写真家・土門 拳
土門拳の又弟子が徳島におられる。その先輩から「室生寺」作品の撮影秘話をうかがった。話によると、師は恐るべし集中力で厳寒のただ中にあって、これらの作品を写したが、このことが原因で車椅子生活になったという ...
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空模様
昨日の夕方のこと。太陽が沈むにはまだだいぶある。夕方の月を撮影しようと戸外にカメラを持ち出す。見上げると低層、中層、高層に雲が奇麗に配置されている。10分ほど見上げていると、様々な変化が楽しめた。気圧 ...
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パラダイムシフト
産業革命以来、価値観のパラダイムシフトが起こり、文明は花開いた。学問の世界も唯物的価値観の立場から「進化論」(ダーウィン)も生まれた。そのおかげで、「〈神〉は死にました(ニーチェ)」。 五月の林道で ...
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座禅の実際 Vol.1
家に閉じ込められて暇を抱えておられる方に、ここは「暇」という感覚を解き放ってみませんか。以前にもご紹介しましたが、私の師匠土野先生の座禅誘導の言葉を再びご紹介します。 ................ ...
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常在戦場
この四文字熟語の発祥は武士の時代に遡る(長岡藩牧野家の家訓)。この教えを再興したのは山本五十六。今も海上自衛官が座右の銘にしているらしい。 山本五十六。この写真はWIKIより 僕が憧れるのは「有為転変 ...
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日本の祭り一番はどこ?
私たちは職業柄、阿波踊り期間が撮影業務で忙しい。という訳でお盆の時期のズレる青森・秋田・仙台の三大祭りに出掛けた。寒い国ほど夏祭りのエネルギーは凄まじい。同時期に津軽でも「ねぶた祭」が開催されたが、死 ...